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参議院選挙投票日前日

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選挙についての雑文。

比例区どこに

困ったな。比例区、どこに投票していいのかマジ悩む。
訴えている事柄だけを見るとある程度は政党を絞り込めるんだけど、その後が問題。どちらがより力をつけそうなのか、どちらが死に票になりそうなのか、判断難しいところです。
完全に票が割れる感じです。訴えが本気なら、再編してくっつくなりなんなりしてほしかったよなあという。
先の衆議院選で小沢一郎がやらかした大失態(未来の党の件)はほんと悪影響を残しましたわ。
そうですよ具体的には生活の党と緑の党ですね。この二つの主張の違いはどこにあるんでしょう。生活の党だけが高線量地区からの避難を挙げているけど、あまり細かいことはわかりません。票は完全に割れるでしょう。結果、悪党の躍進を手助けすることになりそうです。

同じような悩みが多いのか、共産党が躍進しそうだとか。なるほど、野党として手堅いからこっち入れとくか、という考えに至る人も多いのかもしれません。

結果が出た後、野党の再編が起きて大きな力を持つようになることを期待しますが、結果が出た後では後の祭りであるとも言えます。

消去法で

世の中には知性や道徳心を持たない人間もいるもので、そういう人間が自民党やその取り巻き党を支持しています。積極支持もいれば消極支持もいて「いろいろ考えていったら、消去法で自民党しかないか・・」というような厭らしい語り口で自民支持を語ったりしています。消去法なら真っ先に消えるはずの政党を支持する「従う人」たちというのが、実際には多数生息しているんですね。無知なのか道徳心がないのかあるいはカッコ悪症候群を患っている順応主義者たちです。

自由を嫌い、人権を放棄し、民主主義を否定する

昨今の厭らしい風潮は湾岸戦争以降特に顕著です。「昨今の厭らしい風潮」とは何かというと、合理性命で無駄を嫌い社会を会社と勘違いしてコスト計算をして行政サービスをお店の商品と勘違いしてお客様気分で選挙に投票し娯楽としての差別を公然と口にすることに幸せを感じて多様性を否定し全体主義に溺れ現実逃避の夢世界で自分も資本家の仲間入りが出来ると妄想して資本家の利益を守ることこそ正義と思い込んで己の利益を差し出すことに喜びを見いだす変態マゾの蔓延する風潮です。

こうした風潮が多数派であることは現在の選挙結果つまり政治家の顔ぶれを見れば明らかなのですが、ではこうした風潮を引き起こしている変態マゾたちはなぜ変態マゾ的思考に嵌まっているのか。
それは変態マゾだから。と、長い間思っていましたがそうではなく、アイデンティティの根っこがすでにぜんぜん違う人種の蔓延だということがわかりつつあります。

大体の人は、人間にはひとりひとり個性があり思考があり唯一無二の存在であり文化的に生きる権利があると思っています。立憲主義を前提にしているし代議制の民主主義が現在もっともマシな社会の仕組みと思っています。
何かわけのわからないことを言う人でも、根っこのアイデンティティは共通するのだと思い込んでいたわけです。しかし実際には違いました。これら根っこの大前提が全て逆の人達が知らぬ間に増殖していたのです。

知識がないからではなく、知性がないからでもなく、変態マゾだからでもなく、それはつまり、人間個人に人権は不必要で、人に個人はなく、民主主義は邪悪、というアイデンティティの上に生きている異人種ということです。

根底の前提がまったく異なる人種です。理解できるはずもありませんが、そもそも理解出来るはずだと夢みていては駄目なのです。
アイデンティティというとちょっとややこしくて、昔はこれを「信仰の違い」と認識していました。宗教と言っていいのかどうか、遠からずですがピタリでもないですけどね。

取りあえず結論をさくっと書いたものの、これでは何のことか判らんねえ。説明し出すと長くなるのでまたしても手を抜いてここでばさっと。

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