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正しい増税論の喋り方

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何かにつけて消費税を上げたがる資本家たちだが、その家来の政治家の喋り方はいつも同じ。「来るべき高齢化社会と」
うんうん。
「日本の財政問題や脆弱化した社会保障構造を考えると」
うんうん。
「・・・消費税を上げなければと」
がくっ。


わざとアホっぽく喋ってアホの有権者をだまくらかそうとしているわけだが、実際多くの人間がだまくらかされているわけだから正解なんだが。


それをいうなら
「増税しなければ」
と言わないと。これが本来の正しい言い方だ。
ここでわざわざ「消費税」という言葉を出すやつは十中八九詐欺師がアホである。


かつて売上税や消費税の課税ですったもんだしていた頃の詐欺師の殺し文句はこうだった。
「直間比率を見直さなければ」
はいな。あの頃を思い出して、ぜひ見直してください。間接税の比率がすでに高すぎますよ。


ていうかですね、消費税はあれは消費者が払ってるように見せかけてますが、実質商業界を狙い撃ちにした売上税ですけどね。いちおう、ここでは消費者が払う間接税ということにしておきますね。


消費税を上げるのなら、同じ比率で所得税と法人税も上げなければ筋が通りません。
消費税を上げて法人税所得税を下げるなら、それは増税ではなくて直間比率の歪な修正にほかなりません。したがって「高齢社会」も「財政問題」もまるで無関係だということがわかります。だって減収になるんだから。


そういうわけで、詐欺師はそろそろ別の言い方を考えやがれ。


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