死刑直後に遺族が「許す」と叫んで命を取りとめたというイランの記事

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“死刑判決を受けた男が絞首刑にかけられたが、刑の執行直後に遺族が「許す」と叫んだため、一命を取り留めた”

という興味深い記事があった。→絞首刑執行直後に免罪、命取り留める イラン

遺族に免罪する権利が認められているということは是即ち遺族に死刑を決定する最終的な力があるということで、まるで筒井康隆氏の短編「天の一角」を体現するかのような話。

死刑が政府による復讐の代行であるとすれば、被害者に最終的な権限があって当然とも思えるし、なんかちょっとひっかかるところもある。

「許す。だが忘れはしない」という「アンダーグラウンド」の名台詞も思い出す。
パパは出張中」では「忘れない。だが許すのは神だ」と言っていた。

死刑を復讐の代行と認めたくないのであれば、ただの政府が神の領域に踏み込んでいることになってしまう。
死刑存続の国では、国民が政府を神のように崇めている特徴があると思っていて、イラン国民がとてもそんな人々に思えなかったので不思議だったけど、なんとなく合点がいったような気がするような気がするようなしないようなするような。

説明をすっ飛ばしたけど死刑については「デッドマン・ウォークマン」の感想文にちょろっと書いたことがあります。

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