欲情する機械

Tracks:

+X
その後の北欧
らくだ
キャプテン
シバシバ
ストップ・バス
マハラーガ
欲情する機械
脳にキッスを
虫が来る

ドラム前淵から福原三四、ギター勝野から磯田オサム、そしてキーボードに元イヌの西川成子という主要奏者をまるっきり交代してのこの時期のチルド作品。

フリー、アングラ、ジャズ、ダダを中心としたこれまでの演奏者たちから、ロック、ポップス、ニューウェーヴ系のミュージシャンに入れ替わったことにより、曲調が大きく変化しているちょっと変わり種の作品集。ソウルフルでR&B、そして歌モノが多いのが大きな特徴。
そのせいか、「欲情する機械」に収められたの曲が、後々長く演奏されることはなかった。例外的に21世紀になって「虫が来る」をエミ・エレオノーラが気に入って歌ってくれたのが貴重にして面白い出来事。

これら楽曲が作られた時期はチェルノブイリ事故直後からしばらくの期間であり、どうしても隠しきれないメッセージ性が露呈している。
チェルノブイリ事故後、信じられないことに(自称)先進国で唯一核施設を乱造しまくった馬鹿国家日本がとうとう2011年に大事故を起こし、破滅への道をきっちり歩み始めた。
「この楽曲を作った当時、まさかチェルノブイリの事故後に原発乱造国家になるとは夢にも思わず、しかも国民がこれほどアホとは完全に予想を超えていた。まだまだ危機感が足りなかったと痛感している」と語るバンマスである。

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