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温泉に行けない

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温泉に行きたい、ということで温泉宿を探す妻。
宿の条件は飯が旨いことだ。
最初は「沢山ありすぎて選べない~」と嬉しい悲鳴を上げながらの検索の毎日、それがだんだん様子が変わってきた。
食事を部屋で食べられない宿が増えている。まずそれに驚いて、部屋で食事できることを条件に探し始めるが、その条件を明記しているサイトが少ない。
次に驚いたのが「部屋食はプラス3000円」とか書いてある宿。おいおい。ホテルのルームサービスごっこかよ。と嘆く。
百歩譲って、食事が別の部屋でもまあいいとして、譲れないのは禁煙の表示だ。
「金払ってわざわざ我慢しに行ってどないすんねん」と妻ともどもぶち切れ。
最悪の旅館サイトでは、禁煙表示がないくせに禁煙というふざけたところもある。予約直前にユーザーレビューの「禁煙ならそう書いてくれなければ困る」という一文で発見できて九死に一生を得た。こういうところはさくっと潰れてくれたほうが皆の幸せのためだ。
嫌煙ファシストが経営する宿では、トップにでかでかと「全館禁煙です!」と大きな文字で書いてある。そうそう、そういう風にでっかく書いておけよ。客に喧嘩を売るのならこれくらい躊躇なくやってもらわないと。
そういうわけでますます「部屋食」が必須条件になってきたわけで、しかしその文字をサイト内で見つけるのが大変。
宿サイトは検索条件に喫煙状況と部屋食を入れておいてもらわないと。
旅行の一環でただ泊まるだけのホテルと、旅館そのものが目的となる温泉宿では、探すときの条件が大きく異なる。ホテルでは妥協できても温泉宿では妥協できないのである。
そういうわけで、妻は宿探しに疲れ果て、行く時期を逃してしまった。

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