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憩いの部屋

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「お腹が痛い。盲腸だったらどうしよう」と言いながら「盲腸初期症状」などと検索する妻。「盲腸だったらわしがカッターナイフで切ってやる。麻酔の草を摘みに大友組の敷地まで行かねばならんがな」とか言っていたら次の日になってもまだ痛そう。
身をよじりながらそれでも仕事に行くとは天晴れというかアホというか。
職場が病院というのはこういうときいいよね。職場で診察。答えは憩室炎ということで、これ、痛いらしいですね。1日抗生剤で様子を見たがぜんぜん良くならないので即入院。そんな状態なのに検査から診察の間の待ち時間に仕事をするという。さすがにそれは皆でよってたかって止めて今は大人しく絶食と点滴、禁煙と「14歳」、もぎチンとトモコレで安静を手に入れている模様。
6月には携帯をiPhoneに買える気でいたのにだらだらしていたらチャンスを逃してしまい、気の毒に。iPhoneがあればいろいろ暇つぶしもできたのにねえ。
というのも、病院には最近大金を投じて全室に入れた「ネットができる地デジ対応テレビ」とやらが設置されている。どこのメーカーかわからないような貧相な機械だ。なのにとてつもない大金が動いたそうだよ。そりゃそうだわな。全館全ベッドに対応だものな。
これを見るために入院患者は1000円払ってカードを買うという。なんじゃそのエロビデオシステム。
で、「入院なう」とかつぶやきたいので早速カードを買ってネットに繋げてみたらしいのだが、つぶやこうとしたら落ちる。クリックしたら落ちる。スクロールさせれば落ちる。ツイッターもmixiも入力したら落ちる。なんとまあ、ひどい代物で全く使い物にならないという。履歴は使えない戻ったら進めない、キーボード配列はアルファベットが横方向に並んだ謎配列。タッチパネルの精度は悪く見た目は汚いと、考えられるあらゆる最悪を凝縮したようなネット環境。
画面に出てくるのは摘出した盲腸のような腐ったフォント搭載のバージョンいくつやねんという最悪のカスタムIE、この出来の悪さに比べたらWiiのOPERAのほうが1億数千万倍ましだ。
よくAppleはデザインがよい、と聞きますが確かにsafariと、この謎テレビのカスタムIEを比べると、比べるのも恥ずかしいくらいの雲泥の差に驚かされる。
safariの使い心地がいいのはもちろんだけど、他がひどすぎるという現実が実はこれまでAppleを支えてきた正体なんだと改めてわかります。
最悪のものしかない、あるいは最悪のものがのさばっているという業界を見つけては、そこにちょいと優れたものを投入して世界を変えてしまう。このやり口がAppleの技。パソコンしかり、OSしかり、携帯音楽プレイヤーしかり、スマートフォンしかり、タブレットPCネットブックしかり。ゲームではしくじった。任天堂がいるからね。
そんな話はどうでもいいけど。
iPhone、買っとけばよかったねえ。
「入院患者に煙草を吸わせろ」と旗を持って抗議活動を行いたい。
点滴かついで病院の外まで行って吸わねばならん。ファシストの規制はパワーアップしていて「敷地内で吸うな」とか気色の悪いことを平気な顔で命令する。そのくせ敷地内の道には自動車が沢山止まっているし、健康のためと煙草を排除したその同じ口を使って敷地内にコンビニを誘致しているのである。おまえらの健康っていうのは所詮その程度の認識だわさ。ただでさえバカテレビのせいでイライラしてるのに煙草まで取り上げられて入院患者が可哀想すぎる。
さて家に残されたわしはというと、だらしなく仕事をする合間に映画のブログの整理整頓や追加の投稿などしてるうちにとっくにできているはずの仕事がまだ終わらず、映画のブログの記事ばかりが増えてくるという、いつものことながら情けない状態に。
そういえば8月のライブに向けて曲も用意しなければならないのだった。
しかし妻が入院してしまったのでわしととめは腑抜けじゃ。生活からリズムというものが一発でなくなってしもうた。
その証拠にこの投稿、だらだらと何を書いてんでしょうね。

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