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ビデオデッキ

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ビデオデッキがいつの間にか壊れていて、まあビデオくらい壊れていても困らないのだがビデオテープの処分も出来ずに放置していたところ、運良くビデオデッキを頂いた。
さっそく結線して手持ちのビデオテープを再生してみる。おっ。動いた。
引っ越しのとき棄てようとも考えたビデオテープ、段ボール箱に2個くらいあって、なかなか貴重品もあったりする。
市販のビデオ作品はほとんど持ってなくて、いくつかあるうち大事なのが「エレンディラ」「ヤン・シュワンクマイエル集」「ストリートオブクロコダイル」「トトザヒーロー」あたりのDVDになってないやつ。
このうち、ストリートオブクロコダイルとシュワンクマイエルの中身がない。
きっと、誰かに無理矢理貸してそのまま放置されてるといういつものパターンだろう。
馬鹿だからすぐに人に無理矢理貸してしまうのである。この癖はやめなければ。
そういや、いわゆる借りパチされたもので今だに悔しいのが、書籍、エルンスト「百頭女」とハンス・ベルメール「イマージュの解剖学」の二冊だ。持っていったのが誰だかも覚えている。風船だ。おーいふうせん、元気かー
それはともかく、市販品はまあその程度で、あとはライブの記録ビデオ、大昔に取ったスナップや変なビデオ作品のネタなどがある。これらが貴重といえば貴重、重荷といえば重荷、価値があるのか鬱陶しいだけなのか微妙だ。
というわけで連続で再生してみる。
ビデオ撮影当時はこれらを鑑賞した記憶はほぼない。ライブ直後にその映像や記録に触れることほど嫌なことはない。
だいたいにおいて自らの演奏や立ち居振る舞いが気に食わず、反省のち立腹のち自殺願望へと発展してしまうのである。
でも今見たらなかなか面白いじゃないの。もはや反省も立腹も何の感情も起きぬ。寧ろ貴重品だな、なんて思ったりする。年取った証拠だな。
ビデオテープは大事そうなのだけデータにバックアップして棄てる予定。邪魔だから。
データにした後はyoutubeに出して幾人かのマニアのために捧げます。
ビデオテープに何のメモも貼っていないテープがほとんどで、何だろうと思ってみてみたら、アメリカの巨大壁画、ドイツのお城の詳細、ヨーロッパ建築のレポート、関西電気保安協会のCM集、ボブさんで有名なJoy of Paint、ヨーロッパの古い映画、空で何も録画されていないものなどであった。
半分くらい要らないので棄てて、残りはゆっくりアーカイブするので保管。すっきりした。
ただ、ビデオテープは他にもまだあって、VHS-Cという小さなカセットと、残りはベータビデオだ。
ベータビデオにはチルド超初期のライブや、恐怖の「ガヒ」のアイドル映像などが存在する。
これらを探ると、筒井さんの「鍵」状態に陥る危険性があるが、別段何ともないような気もする。
ベータを再生できる装置は持っていない。
だれか持っていたら貸してください。

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