[Report] 2002ペヨトルライブ 西部+アンデパンダン

西部講堂 2002.05.12

まるでファッションショーかのような奥のメインステージから客席側にT字に張り出され、白一色にしつらえられた舞台設定にまず驚く。西部講堂という場所柄のせいか比較的若い年代の客層が意外であった。
ほとんど舞踏が主で音楽での出演は、チルドレンクーデター(Sax抜きのトリオ)、野村誠(4人編成、鍵盤ハモニカ、打楽器他、ピンポン玉をはじいて音を出したりと即興の遊戯的なパフォーマンス色の強い音楽)の2組。
大入り満員の中チルドレンクーデターの演奏が始まるが、微動だにせずじっと見入る観客にやや緊張感漂う雰囲気であった。静かめのインプロヴィゼーションから始まり、だんだんと調子づいてきていい感じになってきたな、というところで持ち時間終了。もう少し長く聴きたかったところ。今回は舞踏との共演ということでチルドレンクーデターと田中ミン氏とのインプロセッションを大いに期待していたのであるが残念ながら中止。
他にも舞踏だけでなく生演奏とのからみなどもあればもっと楽しめたのではないかと思う。

カフェ・アンデパンダン 2002.05.13

今回はカンパ制の単独ライブとあって休憩をはさんでの演奏で
終始リラックスムードでゆっくりと聴くことができた。
バンマス細井氏のソロCDからや、お馴染みの曲はもちろん、最近の新曲、本日の即興曲など新旧取り混ぜてのまるで集大成といったところ。チルドレンクデターVer.Booの演奏はメインメロディをテーマに生演奏中にどんどんと変化していくので昔の曲であれ新曲であれ常に新鮮。毎回変わる演奏とメンバー間の掛け合い、音と音とのからみ、時折見せる遊び心なども楽しみである。ともすればメインテーマからどんどんはずれていきどこか彼方へ行ってしまいかねないのだが、この日は特にイキのあった演奏と小気味よい疾走感、心地良くたゆたうような酩酊感に、いつしか自然とはまりこんでいってしまった。